記者発表会 |
'2016 10_18 会場:丸ビル 7 階 丸ビルホール (東京・丸の内) にて 「バベルの塔」展 の記者発表会が行われました。
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ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル |
バベルの塔展
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BABEL Collection of Museum Boijmans Van Beuningen Bruegel's “The Tower of Babel” and Great 16th Century Masters |
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16 世紀ネーデルラントの至宝 ―ボスを超えて― |
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オランダを代表する美術館のひとつ、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館からピーテル・ブリューゲル 1 世の傑作 「バベルの塔」 と、奇想の巨匠ヒエロニムス・ボスの
「放浪者」、「聖クリストフォロス」 などが来日。 絵画、彫刻、版画など 16 世紀ネーデルラント美術のコレクション約 90 点を紹介します。
ボスの没後 500 年にあたる 2016 年にはヨーロッパで大規模な回顧展開かれ、その緻密で幻想的な世界観に魅了された多くのファンが世界中から集まりました。 ボスやブリューゲルによる油彩は、現存作品が非常に少ない上に、欧米に点在していることから、海外への貸し出しは容易ではありません。 その二大巨匠の競演、現存作品の希少性、そしてネーデルラント美術の精華が来日するとあり、日本ではめったに見られない貴重な展覧会となるでしょう。 |
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会期: 2017 4/18 [火]〜 7/2 [日] 休室日: 月曜日 (ただし、 5月1日[月] は開室) 開室時間: 午前 9時30分 ― 午後 5時30分 (金曜日は午後 8時) ※入室は閉室の30分前まで 東京会場: 東京都美術館企画展示室 主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、TBS |
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大阪会場: 2017 7/18 (火) - 10/15 (日) 国立国際美術館 大阪・中之島 |
'2016 10_18 「バベルの塔」展の記者発表会と展覧会概要のスライド映像のご紹介です。 画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。 |
「バベルの塔」展 |
ブリューゲルの傑作 「バベルの塔」 24 年ぶりの来日! |
そして、奇想の画家ボスの傑作 2 点が初来日! |
「「バベルの塔」展」 展覧会の概要 ― 「バベルの塔」展の報道資料、プレス説明会、他よりの抜粋文章です ― |
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オランダを代表する美術館のひとつ、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館からピーテル・ブリューゲル 1 世の傑作 「バベルの塔」 と、奇想の巨匠ヒエロニムス・ボスの
「放浪者」、「聖クリストフォロス」 など、絵画、彫刻、版画の 16 世紀ネーデルラント美術のコレクション約 90 点の展示構成です。 |
画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。 |
誘惑に揺れる人間が迫られる “人生の選択” を描いた一枚 |
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ヒエロニムス・ボス (c. 1450-1516) 《放浪者》 1500年頃 油彩、板 Museum Boijmans Van Beuningen, Rotterdam, the Netherlands |
壮大な構図を生み出すマクロの想像力 |
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ピーテル・ブリューゲル 1 世 (c. 1526/30-1569) 《バベルの塔》 1568 年頃 油彩、板 Museum Boijmans Van Beuningen, Rotterdam, the Netherlands |
ボスのモチーフを使って構成された |
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ピーテル・ブリューゲル 1 世 「下絵」/ピーテル・ファン・デル・ヘイデン 「版刻」 《大きな魚は小さい魚を食う》 1557 年 エングレーヴィング |
ボスとブリューゲルを取り巻くネーデルラントの美術 |
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アルント・ファン・ズヴォレ (推定) 《四大ラテン教父(聖アウグスティヌス、聖アンブロシウス、聖ヒエロニムス、聖グレゴリウス)》 1480年 |
ボイマンス美術館 |
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現在のボイマンス美術館 Photor. Studio Hans Wilschut 2008 (「バベルの塔」展・説明会のスライド映像から) |
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ボイマンス美術館 ―PRESS RELEASEより抜粋文章― |
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オランダ・ロッテルダムにある。ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館(通称ボイマンス美術館)は、1849 年に創立した国内屈指の美術館、絵画、彫刻、デザイン、現代美術まで多岐にわたるコレクションを持ち、中でも、本展で紹介する16世紀ネーデルラント美術の名品の数々は、同館を代表するコレクションだ。
現存作品の少ないブリューゲル、ボスの油彩画の傑作を複数所蔵する美術館としても、広く知られている。 |
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ピーテル・ブリューゲル (c.1526/30-1569) |
ヒエロニムス・ボス (c.1450-1516) |
1525-30年 :ブレダまたはその近郊で生まれる。 |
1450年頃 :ボス(ヒエロニムス・ファン・アーケン)、スヘルトーヘンボスに生まれる。 父も祖父も画家。 |
ブリューゲルの略歴は、諸説あり明確ではありません、長男も孫も同じ名前のピーテル・ブリューゲルで、今回は 1 世と読んでおりますが、ブリューゲル (父) と呼ばれることもあります。 ヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲルの豊かな想像力、表現力は、21 世紀の現代人の美意識や感覚に於いて観ても新しさ、新鮮さ、を感じさせ、決して古く感じられません。 現代的な感性にも通じる奇妙なモンスターを作品の中に見つけるのも展覧会のひとつの楽しみです。 |
お問合せ:03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
参考資料:「バベルの塔展」PRESS RELEASE & 報道資料 、他。 |
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